今だからこそトラックドライバーになろう！

この記事ではトラックドライバーになろうか悩んでる人に、今だからこそトラックドライバーになるべき理由を解説していきます！

トラックドライバーを続けようか悩んでいる人にも参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください！

そもそもトラックドライバーって稼げるの？

トラックドライバーには大きく分けて３種類に分別されます。地方から都心部等に長距離区間、商品を運ぶ「長距離ドライバー」、長距離ドライバーが運んできた商品を付近のスーパーやセンター、集積場に運ぶ「中距離ドライバー」、スーパーやセンターに運ばれた商品を個人宅や商店などに運ぶ「個配ドライバー」です。長距離ドライバーは大型トラックが主流であり、一度に沢山の商品を運べる為、その分、他のドライバーよりも年収が高くなる傾向があります。

令和３年の厚生労働省の調査によると、大型トラックドライバーの平均年収は４６３万円。全産業平均は４４３万ですから大型トラックドライバーに限っては運ぶ商品や働く会社にもよりますが、他の業種よりも「稼ぎやすい」といえます。

将来的にも、無くならないのがトラックの仕事

自動運転や、ドローン配送など技術革新が進むに連れて「トラックドライバーの仕事は無くなる」と言われていますが、それは大きな間違いです。確かに技術革新が進めば、高速道路を走るドライバーの労働時間は短くなるし、個配ドライバーが再配達に悩まされることも少なくなります。しかし、効率化されることはあっても、「臨機応変に対応してほしい」というニーズが無くならない限り、トラックドライバーの仕事が無くなる事はありません。

「ドライバーの仕事はキツい。」は、過去の話

「トラックドライバーは稼げないし、未来もない」というのは大きな間違いなのはわかったけれど、その分きつくて、大変なイメージがある。と思っている方もいると思います。しかし、技術革新が進めばトラック業界のありとあらゆるものが自動化されていきます。地図を見ながら配送場所を探していた時代はとうの昔に終わったのです。今は配送先のルートもすべてAIが自動で最短ルートを導き出してくれます。初めて行く取引先もタブレットにすべての顧客情報が入っていますので先輩ドライバーに聞く必要もありません。もちろん働く運送会社によって導入の差はあれど、アナログな運送会社はデジタル化が進んでいる会社にどんどん仕事を取られていくので、すでに淘汰され始めています。そうなると、今いるドライバーの給与や待遇も今よりどんどん悪化していきます。

安月給の運送会社は倒産し始めている

２０２３年、倒産した運送会社は３２８件。これは過去１０年間で最多です。もちろんその背景には「アナログな運用」が招いたものだけが全てではありません。ガソリン代高騰や人手不足などが大きな原因です。運送会社はトラックを持っているだけで維持費が掛かりマイナスになるので、とにかくドライバーを雇ってトラックを稼働させない事には、収入が入って来ない為経営していけないのです。ですから、生き残ろうと必死な会社は、どの運送会社も人を集めるのに多額の資金を投入しています。中には人を集めるために手段を問わず、詐欺まがいの求人を載せている会社もありますので会社選びには注意が必要です。

今こトラックドライバーになるべき理由

２０２４年問題を目の前に控え、運送業界は「変革」を余儀なくされています。まさに、「今」変わらない会社は間違いなく無くなります。現に不正や、隠蔽を繰り返してきたブラック運送会社は、荷主から選ばれなくなってきています。安かろう、悪かろうで利益を出してきた会社が淘汰され始めてきました。荷主は当然安く仕事を受けてきた運送会社がなくなれば、運賃が多少今までより高くても荷物をちゃんと運んでくれる運送会社にお願いする以外、自社の輸送網がない限り方法はありません。そうなればドライバーの給料は上がっていくことになります。運送業界が変わる今だからこそ、トラックドライバーになることで「先行者利益」を受けられることでしょう。

最後に

時代は変わったとはいえ、まだまだ「年功序列」「サービス残業」「努力、根性」等、古い経営者のお陰で古い文化が蔓延っている会社も多々あります。しかし、前述した通り、今がまさに「変革」の時なのです。２０２４年問題を機に運送業界は正しい「インフラ」の形にシフトしてきています。どんなトラックに乗ったとしてもその恩恵は確実に受けられることでしょう。入る会社さえ間違えなければ、トラックドライバーは、どんどん価値の高い仕事になっていくでしょう。